健康やせ情報

ホームケア法

Vol.8 トラブルケア編6

足の裏の反射区を刺激して自然治癒力を高める健康法です。

いつでも、どこでも、自分で簡単にできる足裏健康法。まずは、足裏健康法とはいったいどういうものなのか、そしてそのメリットを、続いて、女性に多いトラブル別の具体的なケア方法を連載でご紹介いたします。

美容の大敵、便秘&肌あれをリセットしましょう!

美容の大敵、便秘&肌あれをリセットしましょう! 日本人女性の約3人に2人が便秘で悩んでいると言われています。便秘は、ポッコリお腹の原因となって、プロポーションを悪化させるだけではなく、肌あれなどのさまざまなトラブルも誘発。今回は、美容の大敵とも言える便秘と肌あれのケア方法を伝授いたします。

便秘

もともと女性は便秘体質

もともと女性は便秘体質 1~2日、便が出なくても、スムーズな排便なら便秘とは言いません。数日間、便が出ないうえに、便が硬い、少ない、排便に時間がかかる、残便感があるような状態が便秘です。女性は男性よりも、腹筋が弱い、女性ホルモンの影響、やせる目的で食事制限をしたことがある、家事や子育てに追われて排便を我慢しがち...などの理由から便秘になりやすいと言われています。東洋医学では、病気から生じる便秘を除いた大多数の便秘の原因を、大腸の蠕動(ぜんどう)運動が滞るためだととらえています。

大腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発に

便秘が続くと腸内に悪玉菌が増え、大腸にさまざまなトラブルを引き起こします。また、便がスッキリ出ない不快感がストレスになると、自律神経を乱し、内臓機能の低下を招いたり、肌あれや頭痛、肩こり、吐き気なども誘発しやすくなります。日頃から、足裏やツボを刺激して大腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、便秘の予防や解消をめざしましょう。

ワンポイントケア

大巨 (だいご)
大巨 (だいご)

おへその両脇、斜下方向に指幅3本分くらい離れたところにあるツボ。指2~3本でプッシュ。便意を促す即効性もあります。

肌あれ

便秘も肌あれの内的要因の一つ

便秘も肌あれの内的要因の一つ肌あれやシワ、シミの原因には、外的要因と内的要因があります。外的要因のトップに挙げられるのが、オゾン層の破壊で年々強烈になった紫外線で、続いて洗顔不足よる化粧品類の肌への残留物です。一方、内的要因には、前項の便秘も挙げられます。毒素がスムーズに排出されずに体内に滞ったままでいると、再び血流に乗って全身をめぐり、肌にもトラブルを引き起こしてしまうのです。他に、ストレス、食事バランスの乱れ、不規則な生活の他、内科的な疾患によるもの、薬の副作用なども挙げられます。

体の内外同時ケアが解決の近道!

体の内外同時ケアが解決の近道!肌あれの改善には、外側からのスキンケアだけでは限界があります。病気や薬の副作用が疑われる場合は、専門家に相談しましょう。その他の場合は、食事内容や生活リズムを正すとともに、足裏の反射区を刺激して心身のバランスを整えるという体の内側からのケアも同時に行うことが、解決の近道。顔にある、美肌ツボのポイントケアも効果的です。

ワンポイントケア

承泣 (しょうきゅう)
承泣 (しょうきゅう)

瞳の真下の下まぶたにある骨の縁にあるツボ。やさしくゆっくりと、毎日、プッシュしましょう。眼精疲労にも効果的です。

申慧泙(しんけいへい)