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今が旬の柚子で酵素ジュースを作ってみよう!
日本食に欠かせない柚子。とくに、冬は黄色く色づいた完熟の柚子が出回り、日本の冬を代表する柑橘類ですね。柚子の香りをかぐと気持ちがスッキリするという方も多いのではないでしょうか。実際、柚子の香りには気持ちをリフレッシュさせる働きや、末梢部の血流をスムーズにする働きがあり、冷えやお肌のクスミの改善など美容・健康効果の期待できる食材です。
■冬はやっぱり柚子!柚子の健康成分 2つ
(1)ヘスペリジン
柚子の果皮や白いスジや袋の部分に多く含まれるポリフェノール「ヘスペリジン」には、末梢部の血管を丈夫にして血流をスムーズにする働きがあります。そのため、手足などの末梢部の冷えや、血流が滞ることで起こるお肌のクスミ、目の下のクマの改善にも役立ちます。
(2)リモネン
柚子などの柑橘系フルーツの香り成分である「リモネン」には、脳をリラックスした状態に導き、気持ちをリフレッシュする働きがあります。また、交感神経を刺激して血流を促す働きや脂肪を燃焼させて身体に熱を生み出す働きがあり、冷えの改善、ダイエットのサポートになる成分です。
■柚子酵素ジュースの作り方
<材料>
柚子 1kg
てんさい糖 1kg
<作り方>
1.柚子はよく洗い水気をふき取って細かく切ります。
2.煮沸消毒した瓶に、柚子(種も一緒に)とてんさい糖を交互に重ね、一番上にてんさい糖をフタの様にのせ、ビンの蓋をして常温で保存します。(あまり気温が低いと発酵しません。キッチンなど、ほどよく温かく直射日光が当たらない場所が理想的です。)
3.てんさい糖が溶けきるまで、1日1回底から混ぜます。2-3日経って発酵が始まると写真のように泡が上がってくるようになり、泡がおさまってきたころが飲みごろです。
寒い季節は、ゆっくりと発酵が進むため、泡が上がってくるまでに1週間程度かかる場合もあります。泡がおさまっても発酵が続いていますから、冷蔵庫で保存しましょう。
お湯や水、炭酸水で割って飲むほか、柚子の皮も食べられます。
■柚子と大根の甘酢漬け
<材料>
大根 150g
柚子酵素ジュース 大さじ1
酢 大さじ1
酵素ジュースの柚子 40g
塩 一つまみ
<作り方>
1.大根は薄くスライスして、半日程度天日に干します。(干さなくてもOK)
2.保存用のビニール袋に、すべての材料を入れ、しっかりと馴染ませ冷蔵庫で一晩寝かせて出来上がり。