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美養レシピ

身体を温めて腸内フローラを整える!酒粕レシピ

日に日に寒くなってきましたね。寒い季節になると、酒粕を使って作られた甘酒や、粕汁など酒粕を使ったお料理が美味しく感じますよね。少量のアルコールが身体を温めるだけでなく、酒粕は、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素が含まれ、腸内フローラを良い状態に保ちダイエット効果が期待できる食材として注目を集めています。

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■酒粕で美腸になれる理由 3つ

(1)発酵食

酒粕は、米と米麹を発酵させて日本酒を絞ったあとに残るものです。絞りかすとはいえ、発酵食品ですから、酵母菌や麹菌などの身体に良い働きをする菌が含まれています。食べものから摂った有用菌は、腸内に住み着くことはできませんが、腸に留まっている間は、善玉菌と共に働きます。

(2)食物繊維

酒粕に含まれるタンパク質は、消化されにくく腸内で食物繊維と同じような働きをするレジスタントプロテインです。レジスタントプロテインは、不溶性のため腸内のぜんどう運動を促す働きがあります。さらに、水溶性食物繊維のように脂を吸収して体外に排出する働きがあるため、悪玉コレステロールを低下させて血液をサラサラに保つ効果も期待できるそうです。

(3)ヤセ菌が増える

有用菌や食物繊維と同じような働きをする成分が含まれた酒粕は、善玉菌をサポートします。実際、酒粕を毎日摂取した実験によれば、脂肪の蓄積を防ぐ、満腹中枢を刺激する、既に蓄積された脂肪の分解を促すなど、総合的なダイエット効果が期待される短鎖脂肪酸を作り出す腸内細菌が増えることもわかっています。

■酒粕を使って作る白菜のグラタン

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<材料>

白菜 300

豆乳 300cc

酒粕 大さじ2

白みそ 小さじ1

 

<作り方>

1. 白菜は5cm幅に切ります。

2. 鍋に白菜と豆乳、塩を一つまみ入れて、白菜の芯を煮込みます。

3. 芯が柔らかくなってきたら、葉を加え、しんなりしたら鍋から出し耐熱容器に移します。

4. 残りの豆乳に酒粕と白みそを加え、とろみが出るまで煮込み、3にかけます。

5. 4をグリルで10分程度、軽く焦げ目がつくまで焼いて出来上がり。

酒粕は、美腸効果だけでなく、ビタミンB群、葉酸、パントテン酸などのビタミン、亜鉛やカルシウムなどのミネラル、アミノ酸が含まれた栄養バランスの良い食材です。美容と健康のため、酒粕をお料理に活用してみてはいかがでしょうか。