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お疲れ胃腸に!蕪は食べる胃腸薬!?

冬は、蕪や大根が美味しい季節ですね。どちらも消化酵素が含まれているため、一緒に食べたものの消化を助け、胃もたれや消化不良を和らげる働きが期待できる胃腸にやさしい野菜です。とくに、これからの宴会が多くなる季節は、胃の不調を感じる方も多いのではないでしょうか。そんな時におすすめの野菜が蕪です。大根と違い生で食べても身体を冷やさず、胃の健康を守ります。

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■食べる胃腸薬!?蕪の胃腸にやさしい栄養素 2つ

(1)消化酵素「アミラーゼ」

蕪に含まれる消化酵素アミラーゼは、デンプンの分解を助ける消化酵素です。一緒に食べたものの消化を助け、胃の働きをサポートします。東洋医学でも、蕪は消食類(しょうしょくるい)と言って、消化不良やお腹のハリ、ゲップや吐き気といった胃の不調の改善に用いられます。
アミラーゼは、加熱に弱い成分のため、胃のために食べるのであれば生で食べるほうが適しています。大根おろしのように蕪をすりおろしたり、薄くスライスしてサラダや和え物にしても美味しいですよ。

(2)辛味成分「イソシオチアネート」

蕪などのアブラナ科の野菜の辛味成分であるイソシオチアネートは、強い抗酸化力があり身体を活性酸素から守り、ガンの予防や肝機能向上などの効果が期待されています。さらに、殺菌効果や消化促進、食欲増進など、胃の不調を改善する効果もある優れた成分です。寒い季節は、免疫力が下がりウィルスに負けやすくなったり、寒さから内臓が冷えて機能が低下してしまうこともありますから、蕪を食べて、寒さに強い身体を作りたいですね。

■蕪の梅ソース添え

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<材料>

蕪 2

梅干し 1

E.V.オリーブオイル 大さじ1

醤油 小さじ 1/2

かつお節 適量

 

<作り方>

1.蕪は、よく洗いスライサーで薄くスライスします。

2.蕪の葉は茹でて刻みます。

3.梅干しは、包丁で叩いてペースト状にしてオリーブオイルと醤油とよく混ぜ合わせます。

4.スライスした蕪に、梅ソースと刻んだ蕪の葉を添え、お好みでかつお節をまぶして出来上がり。

 

今が旬の美味しい蕪。胃腸が疲れていると感じた時には、蕪を一品添えてみてはいかがでしょうか。