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夏冷え&代謝UPに!辛くないスパイスレシピ

夏は見かけの汗から代謝が良くなっているような気がしますが、実は基礎代謝が一番低くなる季節です。外気温と体温の差が少ないため、脂肪を燃焼させて体温を保つという働きが冬より少なくなってしまうからです。さらに、冷房によって知らず知らずのうちに身体が冷えてしまうことも、基礎代謝の低下につながります。冷えをとって代謝をUPさせるには、スパイスを食生活に取り入れてみましょう。

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■スパイスが代謝UPに役立つ理由

(1)冷えを摂る

生姜が身体を温めることは有名ですが、シナモンやカルダモン、ナツメグなどのスパイスは、身体を内側から温める生薬とされています。一般的に体温が1℃下がると、代謝が12%下がると言われていますから、夏の冷えは、代謝ダウンに拍車をかけてしまいます。

(2)DIT(食事誘発性熱生産)を高める

食事を食べると、自然と身体が温かくなりますよね。これは、食べたものを消化・吸収するために安静にしていてもおこる熱生産「DIT(食事誘発性熱生産)」のためです。DITは、私たちの代謝の約10%を占めていると言われています。このDITは、食べたものの内容によるところが大きいのですが、シナモンやジンジャーなどのスパイスの香りは、交感神経を刺激して脂肪の燃焼を促しDITを高めることがわかっています。夏は、基礎代謝が下がる季節ですから、食べたもので代謝UPできるのは嬉しいですね。

■暑い季節にでも食べやすい!ココナッツとスパイスのベジカレースープ

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<材料>

かぼちゃ 150

玉ねぎ 1/2

パプリカ 1

トマト 1

カレー粉 大さじ1/2

ガラムマサラ 小さじ1

ココナッツミルク 300ml

 

<作り方>

1.かぼちゃは、蒸して潰し、ココナッツミルクと合わせます。

2.パプリカ、玉ねぎは食べやすい大きさに切って、ココナッツオイルで軽く塩をして炒め、しんなりしたらトマトを加えます。

3.12の野菜、カレー粉、ガラムマサラを加え、一煮立ちしたら塩で味を調えて出来上がり。

 

辛すぎるスパイスや肉の脂は、夏の疲れた胃腸にかえって刺激が強すぎてしまう場合があります。辛さのないスパイス「ガラムマサラ」と夏野菜で胃腸にも優しいカレーです。

代謝を高めて夏太りを予防したいですね。